ユーアイニクス株式会社 新製品 流量記録指示計 DL1000

大阪府堺市にある ユーアイニクス株式会社 (代表取締役社長 上田健介さん 以下 ユーアイニクスと略記)の新製品 流量記録指示計 DL1000 をご紹介します。

 ユーアイニクスさんは、工業デジタル指示計を中心とした自社開発製品を生産・販売しておられる企業です。
このブログの連載「真・MFC千夜一夜物語」でもMFCの専用電源、表示器設定器一体型電源等、ユニークで便利な製品を取り上げたのを皮切りに、説明資料用に気軽に製品画像の使用を許諾して頂いている、Decoにとって大変ありがたい会社さんです。

 そんなユーアイニクスさんが、計測展2013TOKYO 出展ブースで新製品を発表されるという情報を聞きつけまして、お話をお聞きしてきました。
それがこの 流量記録指示計 DL1000 です。

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 本製品は、96×96mmパネルサイズで、3.5インチTFT液晶タッチパネルを採用し、3チャンネルの異なった信号入力に対応、警報出力はリレー4点、SDカードライターを内蔵してデータロギング機能を備えた指示計です。

 大きな特徴の一つは、3チャンネルのアナログ入力が多彩な機器インターフェイスに対応していることです。
例えばMFCの流量出力は一般的に電圧出力DC0~5Vですが、圧力計や、その他工業計器は電流出力4-20mAだったり、積算流量計等ではパルス信号だったり種々様々です。
配管システムにおいて、こういった多種多様なインターフェイスを持つ機器を多用する機会は多く、装置制御盤を設計する上で、表示系が各々の機器専用となり煩雑化してしまうのが悩みどころでした。

もちろん現在の装置はシーケンサーで制御して、タッチパネル上に各機器の情報を一括表示してくれるものが増えましたので、こういった心配は少ないかもしれませんが、例えば研究機関での実験用簡易装置等ではまだまだ需要があると思えます。

また、タッチパネル内の多種多様な表示情報に埋没させたくない必要な情報だけを摘出する用途、装置制御盤から離れた場所にサブコンソールやアラームユニットを設置する場合に、このユニットは大変有効です。
アラームユニットで、ただ警報が鳴っているのではなく、流量、圧力、温度等のキーになる数値がどのレベルにあるか?を確認できることで、想定される災害への対応を瞬時にその場で判断できるメリットは大きいとDecoは考えます。

 もう一つの特徴としてSDカードを利用したデータロギングがあります。
昨今、「実験時の各パラメーターの推移を研究用のPCでデータとして解析したい」、「安全管理データとして工場内のPCで活用したい」というデータロギングへのニーズが高まっています。

データロガーも安価になり、且つ多チャンネル化しましたが、まだまだ必要数に対して足りていない印象です。部署や研究室で数少ないロガーを長期間独占して常設するわけにはいかない環境もあるかと思います。
その点、本製品はSDカードへのダイレクトな記録が可能です。しかも記録間隔は1秒から1時間で設定ができるそうですので、長期間にわたってデータを蓄積ができ、csv形式で書き込まれたデータは、必要時応じて抜き出してPCに取り込める汎用性と機動性を有します。

 本製品は、2014年初頭の発売を予定して、現在最終的な仕様を策定中との事です。
今回ご紹介した内容も部分的にマスプロモデルでは代わる可能性があることを、お断りしておきます。

 11/6(水)~8(金)の3日間 ビックサイトで開催される 計測展2013TOKYOのユーアイニクスさんブース(ブース番号M-45)で試作品発表・展示が行われますので、興味を持たれた方は是非会場ブースに足を運ばれて、直接メーカーさんと意見を交わされてみてはいかがでしょうか?

 大阪 堺の匠の技が光る一品!ユーアイニクスさんの新製品 流量記録指示計 DL1000 をご紹介させて頂きました。

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真・MFC千夜一夜物語 第140話 MFC最大の弱点とは・・・ その4

MFC(マスフローコントローラー)最大の弱点は何でしょうか?その一つは温度です。
前回、流体の温度=周囲温度という条件が崩れたときに、MFCがマスフローコントローラー(質量流量制御器)として機能できなくなる原因は、温度補正に周囲温度を用いていたからというご説明をさせて頂きました。

 ここでDecoの経験した実例をお話ししましょう。
あるお客様でMFCの流量制御モニターをMFMでやっている新しいラインと、フロート式流量計でやっておられる古いラインがありました。
「決まって夏になるとフロート式流量計でモニターしている流量がずれる」というクレームというか、ご相談があり、現場に伺いました。

 お客様の環境はクリーンルームではないものの、常時空調の入った居室であり、周囲温度に大きな変動がある要素はありませんでした。
そのお客様は、フロート式流量計は体積流量計であることをよく理解されていって、表示に対する温度・圧力補正計算もちゃんとやられていますし、フロート位置の目視ミスでは済まないレベルのズレ量でした。

時系列でお話をお聞きすると、2年前に空調関係の設備工事をした後から、問題が起き始めたとのこと・・・
その言葉で閃いたDecoは、MFCへのガス供給ラインをお客さんと一緒にチェックしてみました。

 すると・・・MFCへガスを供給しているSUS316の配管、それもMFCにかなり近い壁面の天井近くで空調の風が直接吹き付けている箇所を発見しました。
「これが原因ですね。MFCへ過度に冷却されたガスが入り、周囲温度との差が大きくなって、温度補正が正しく行われていなかったようです。真夏にしか起きない理由わかりましたね。」

 試しに空調の吹きだし方向を配管から逸らし、更に配管部を板で遮蔽してもらうと、フロート式流量計の表示値はMFCの流量出力とほぼ同じレベルまで回復しました。
MFCの流量表示は一見正しいのに、実際制御している流量は狂っていて、一見原始的なフロート式流量計の方が正しい値を示していたのですね。

「でも、MFMを付けた新ラインはなぜ異常を感知できなかったの?」
とお客様は一度口に出してから、
「あっ!そっか!同じ原理で計っているからだよね!」
と苦笑いされました。

「じゃあ、やっぱり古いフロート式流量計をモニターで使う方が安心だな。Decoさん、悪いけどMFMを新規発注はもうやめるよ!」と笑いながらお客様に言われて、今度はDecoが苦笑いする事になりました。

ま、それは原因がわかって安堵されたお客様の冗談で、その後もMFMをお買い上げ頂きましたけど。
(そもそもの原因は空調の影響ですから・・・)

 ただ、この事例にありますように目に見えないガスの流量というものを管理する上で、結構ナーバスにならないといけないところがあるのは事実です。
同じセンサー方式のものを並べることは、同じ原因でズレが生じます。
MFCのゼロ点異常等のMFC本体に生じた経時変化を捕まえるには、MFMとの相対的なズレを見ていればよかったのですが、まさかこういった事態に遭遇するとは、お客様も想像できない事態だったようですね。

 この事態はDecoが現場でお話しできたからよかったのですが、もしお客様がMFCの異常ということでMFCメーカーへ現物を送って検証を依頼されていたら、どうなっていたでしょう?
当然メーカーの受け入れ環境では再現しない要素での不具合なので、「ご指摘の問題は再現しません」という報告とともにMFCが送り返されてきていたでしょう。
そして、お客様は継続して同じトラブルに見舞われ続け、メーカーへの不信を抱かれる・・・という良くないループに陥ってしまいます。
更に競合メーカーのよくモノを知らない営業さんが、「うちのは大丈夫ですよ」的なPRをしてしまったりすると、もう既存メーカーと製品への不信だけが高まる・・・という最悪のループになる事もあります。

 自社製品を売りたい気持はわかりますが、MFCというマイナーで一般によく理解されていない機器を扱う者ほど、原理原則をちゃんと理解して、それをお客様に納得頂けるよう説明するスキルがないと、お客様の大切な時間だけを空費することになってしまいます。
Decoも未だにそうですが、日々勉強ですね!

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真・MFC千夜一夜物語 第139話 MFC最大の弱点とは・・・ その3

MFC(マスフローコントローラー)最大の弱点は何でしょうか?その一つは温度です。
特に流体の温度=周囲温度という条件が崩れたときに、MFCはマスフローコントローラー(質量流量制御器)として機能できなくなり最大の危機を迎えるというお話です。

 なぜそんな現象が起きるのでしょうか?簡単にご説明しましょう。
MFCのセンサー方式は色々ありますが、センサー管にヒーターユニットがあり、そこを流体が通過する際に生じる熱移動の量を捕まえて流量信号に変換している、というご説明はこの連載でも何度かさせて頂いてます。
つまりMFCのセンサーは“熱“にフォーカスしてセンシングを行うものなのですね。

 ならば「熱の移動を感知するセンサーならば、温度変化という外界の熱環境の変化の影響を受けないはずはない」と言えます。

 ここである簡単なMFCのセンサー温度と、流体温度とのモデルでお話ししましょう。

*このモデルは特定のメーカーさんのセンサー方式を説明したものではありません。また、説明のために簡略化や、数値を都合良く加工していますので、ご理解下さい。

 仮に100℃に加熱したヒータ(兼センサー)があったとします。
このセンサーに100℃の流体が流れたとき、熱移動は起きるでしょうか?

同じ温度ですから、当然熱移動は起きませんね?
つまり100℃のセンサーに100℃の流体を流しても、そのMFCセンサーから流量出力は得ることができない=0ということです。

今度は0℃の流体を流してみたらどうなるでしょう?
温度差は100℃あるわけですから、流量出力は大きくでるはずです。
これらを図にしてみますと、こんな関係です。

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 このセンサーの温度特性は、0℃を100%としたとき、-1%/℃の傾きで温度による影響受けると表現できます。
10℃流体温度が上がるだけで、流量センサーの出力が-10%になる・・・そんなセンサーが温度影響を受けないはずのマスフローセンサー=質量流量センサーを名乗ることは当然できません。

 このままでは当然使い物になりませんから、温度補正というセンサーの生出力に対する補正を入れることで、実用性を加味してみましょう。
これだけ大きな影響ですから、全てを平らにするのはなかなかもって大変です。
ひとまず常温域、25℃をセンターとしたある温度範囲に補正をかけると、こんな出力になります。

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25℃より低い温度では、センサー出力は多めに出ますので下げる補正を、逆にそれより高い温度では上げる補正をかけているのがわかると思います。

この補正で平坦化した範囲が、よく言われる 精度保証温度範囲 25℃±10℃ というスペックの部分なのですね。
これで一安心。MFCのセンサーとしてふさわしくなりましたね。

 でも、この補正のベースとなる流体温度を正確に測れていなかったら、果たしてどうなるでしょうか?
実は大部分のMFCは流体の温度を直接測って、それをベースに温度補正をしてはいません。

「えっ!そうなの!なんで?」とおっしゃるかもしれませんが、冷静に考えるとそれにはそれで理があることなのです。

① 接触式だと、流体によっては腐食や反応物の堆積などで正確な温度が測れない

② 非接触で、流れている気体の温度を測れる適切なものがない 

③ 例え測定できてもレスポンスが遅く、適切に温度補正値にフィードバックできない可能性もある

そのためMFCの温度保証センサーは、MFCのボディやセンサー基板にあるのが常でした。
つまり、温度補正情報には流体そのものの温度ではなく、MFCの周辺温度を使っている事が多いと言うことなのです。
流体温度=MFC周囲温度ならば何の問題もありませんが、もし流体温度≠周囲温度となったら・・・間違った温度情報で補正が行われてしまうことになりますよね・・・

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ダイエットを始めてます その6 その後の状況

ダイエット日記のその後です^^

現在、体重はその後75kg台まで下がってます。
体脂肪率は25%を切りました。

1年前に倒れた時から20kgの減量です。

医師から「怠さやスタミナ切れはありませんか?」と聞かれていますが、特にそういう症状もありません。
途中、メニエールの軽い発作とか、左手の不調で筋トレを中断して、いつもの米を減らすダイエットのみです。甘いものを食べたときなどは、ご飯の量で調整してます。

あと、毎日続けて意外に効果があったのは「ラジオ体操」です^^;

正直、ラジオ体操は小学生の時に夏休みの早朝校庭でやったのと、運動会くらいであまり好きではありませんでした。

今回、大まじめに毎朝ラジオ体操第1・第2を通してやってみたところ、結構な運動量で暑い日などは第2が終わると汗を結構かいていました。

このおかげか無理なく1年でほぼ20kgの減量を達成しました。
今までの人生で一番アンビリーバボーな結果ですね。

スーツや礼服などがガバガバで、特に腰周りがスッキリしてしまったので、「薄くなりましたね!」と昔からの知り合いには言われてます。
血圧も上110/下70台で安定してます。

「もうこれ以上は減らさないでね。急に減らしすぎるのは負担になるので。」という医師のアドバイスもありひとまず年内はこのままキープしていきます。



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真・MFC千夜一夜物語 第138話 MFC最大の弱点とは・・・ その2

 MFC(マスフローコントローラー)最大の弱点は何でしょうか?実はそれは温度と圧力の変動です、というお話をです。
 MFCが質量流量制御をするためにはある限定条件があり、その4つの条件を上げた中で④番の流体の温度=周囲温度であること が、皆様にも意外なポイントであったかもしれませんね。
今、MFCに流れている流体の温度は、果たして室温と同じでないと何が起きるのでしょうか?今回はここをご説明しましょう。

一言で言えば、MFCの制御流量がおかしくなる可能性が生じます。
どうおかしくなるのかと言うと、流量設定値(SV)=流量出力値(PV)≠実流量値という現象が起きる可能性があります。つまり、100SCCMの設定信号を入力したMFCから100SCCM流しているという流量出力がリターンされ、表示されていても、実際には98SCCMや110SCCM流れてしまっているという現象が起きている可能性があるのです。

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 MFCが引き起こすトラブルで、一番ユーザーさんにいやがられるのがこの流量設定値(SV)=流量出力値(PV)≠実流量値という現象です。
なぜならば、流量トラブルが起きている兆候がMFCの表示を確認しているだけでは全くつかめないからです。
折角、流量設定値(SV)≠流量出力値(PV)でアラーム出力が出てインターロックが動作するような仕組みを作っていても、このトラブルが発生すると全く無意味です。

「実験データを見ると、どうも夏にMFCのガス制御がおかしくなっているような・・・」

「冬場にMFCを使用するラインで作られる製品の歩留まりが悪い気がするな・・・」


こんな経験をお持ちの方はおられませんでしょうか?
非常に気味の悪い話ですが、もしかしたら今回のお話しするMFC最大弱点がそれに絡んでいるかもしれません。

MFCの限定条件④番と①番 ある決められた温度範囲に限ること は実は同じ原因からのものです。
どちらも温度に絡みますね?

既にお気づきの方もおられると思いますが、ゼロ点ズレの記事で少しお話をしました、MFCセンサーが受ける温度影響というのが大きな原因なのです。

連載冒頭で「Mass Flow Controllerなんて名称自体が間違っていると!!」(=MFCは実は完全には質量流量を測定できていない)というDecoが指摘した内容の核心部につながります。(長い伏線でしたね。)
質量流量ならば温度圧力の影響を受けずに不変であり、当然質量流量計の名を持つMFCには温度制限、温度影響は無いという解釈が正しいはずですが・・・現実には温度影響はあり、それを補正して初めてMFCはマスフローコントローラー(質量流量制御器)として機能するのですが、逆に言えばその温度補正が適切に行えない条件が揃った場合、それこそがMFC最大の危機なのです。

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Total System Factory 新製品 ポータブル加湿ユニットDDDシリーズ

 京都府京田辺市/八幡市にある Total System Factory(代表 奥西泰男さん 以下T.S.F.と略記)の新製品 ポータブル加湿ユニットDDDシリーズをご紹介します。

 T.S.F.は関西を拠点に長年培ってきたガス制御装置(ガス混合装置・定流量装置・炉体用雰囲気ガス制御装置) 、ガス加湿装置(定露点発生装置・ガスバブリングユニット) 、ガス露点測定装置・水循環ユニット・実験室、研究室の専用ユニット設計・製作から、一品モノの特殊配管部品の製作までを請け負う流体制御一筋!のクラフトマンシップに溢れるユニークな存在です。
Decoとのお付き合いは古く、MFCとその周辺の配管システムに関する造詣の深さで色々と助けて頂きました。

 そんなT.S.F.が新製品を発表されましたので、今回取り上げさせて頂きます。

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 加湿ユニットとは、簡単に説明すると水を充填したタンクを一定に昇温し、そこに流量制御したドライガスを微細なバブル化してくぐらせることで、あるレベルに加湿したガスを安定供給するユニットなのです。

  本来、加湿ユニットは、ヒーターを巻き付けたタンク、ガス制御ユニット(MFCやフロート式流量計)、ヒーター制御ユニット、バブラー(気泡化)ユニット と、それらを接続する配管に別れており、据え付け工事が終わったら、それなりのサイズで持ち運んだりすることは難しい性質のものでした。

 今回、T.S.F.は実験室等での取り回しの良い卓上加湿ユニットの開発を目標に、最新の技術を投入して各ユニット単位での小型化に成功、更に今まで育んできた配管施工技術でW:250mm ×H170mm ×D200mmの筐体に全てを収納することを可能にしたとのことです。

 もちろん性能はT.S.F.がこれまで製作してきたフルサイズの加湿ユニットに勝るとも劣らないとのこと。
加湿ユニットの肝であるT.S.F.オリジナルのバブラー&タンク構造は実績のある先発機種と同構造であり、流量制御には長い歴史を持つ老舗BROOKS(ブルックス)ブランドのMFC(マスフローコントローラー)を採用して、フロート式流量計やニードルバルブでは難しかった温度・圧力変動影響を受けにくい高い安定性と簡単操作を両立し、しかもユーアイニクス社のコンパクトなMFC用表示設定器一体型電源を採用することで大幅な制御系のダウンサイジングを可能にできたそうです。

詳細な内容はT.S.F.のHPをご覧下さい。

流体制御一筋!T.S.F.の新製品 ポータブル加湿ユニットDDDシリーズ をご紹介させて頂きました。

【MFCニュース】 by Deco EZ-Japan

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EZってどう読めばいいのでしょう?

 先週あれだけ涼しく、いや寒かったくらいの関東地方でしたが、台風の影響か?突如として夏日に戻りました。蒸し暑くて、気持ちの良くない日がここ数日続いています。

 さて、今回はEZ-Japanに関して「どう読めばいいの?」というご質問を頂きましたので、簡単にお答まします。

 ”イーゼットジャパン?””イージージャパン?”とよく言われますが、実は正解はイーズィージャパンなんです。
アルファベットの発音を日本語で表現するのは難しいので、一番アメリカ英語での”Z”の発音に近いカタカナ表記を選んでます。

 当初はわざと和製英語で”イーゼット”を呼称として、日本であることを強調しようかとも思っていたのですが、同じ読みの”イーゼットジャパン”という呼称をお使いの会社があることを発見してしまい・・・
それに”EASY”に発音を似せることで、簡易な、気楽な、寛大なという意味も持たせてみたいと思ったからなんですね?

 ということで、EZ-Japanの読み方は”イーズィジャパン”でした!という、どうでもいいようで、案外真面目なお話でした^^

追記 正式の発音は”イーズィジャパン”なのですが、EZ-Japanを和読する際の表記は2013/10/15より”イージージャパン”に統一することになりましたので、追記させて頂きます。

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真・MFC千夜一夜物語 第137話 MFC最大の弱点とは・・・ その1


MFC(マスフローコントローラー)最大の弱点は何でしょうか?

実はそれは温度と圧力の変動です。

「えっ!MFCは温度・圧力に影響されず、流量を制御するデバイスじゃないないの?」
よく講習会の講師をやらせて頂いたときに、前列のMFCを使われて日の浅い方からは、こういった反応を頂きました。
逆にMFCをよくわかっておられるお客さん(だいたいそういう方は後方の席に陣取っておられるのですが・・・)は、ニヤリとされる事が多かったです。

 過去の真・MFC千夜一夜物語でも以下のように書いています。
「質量流量計」は文字の示す通り、質量流量で検知しますので、流体が圧縮されたりして密度が変わった状態でも、不変と定義する事ができます。その為、ガスを質量流量で測定できる流量計を使う場合、「体積流量計」で必要だった圧力・温度の条件制約や、各々の補正計算を行う必要が無いので、ある程度の自由に設置し、使用することが可能になります。これは運用上、とても楽ですね。

そう、「質量流量計」ならばそうです。
でも、MFC”Mass Flow Controller”は和訳すれば「質量流量制御器」という名称ですが、理想的な質量流量計からは少し離れたところにあるのです。
言い換えれば「限定条件付質量流量制御器」というのが、MFCの正体です。

*Decoは一時期、MFCと呼ばずに”Automatic Flow Controller”という観念でお客様に理解して頂くようお話をして回ったことがあります。

どこをさして限定条件と言うのかと申しますと・・・

① ある決められた温度範囲に限ること

② ある決められた圧力範囲に限られること

③ 決められた温度・圧力範囲内でも急激な変動への追従にタイムラグが発生すること

そしてもう一つ、見過ごされがちな最大の条件がこれです。

④ 流体の温度=周囲温度であること


 これらの条件のうち①②は、実はMFCのカタログや仕様書にも謳われています。
例えば 「温度保証範囲 25℃±10℃」 や 「圧力条件:入口圧 49~300kPa/出口圧:大気圧~真空」 という記載です。

③に関しては、変動があると、流量センサーがそれを感知して、流量制御バルブのリフト量を最適に調整する間に流れていくガスがある場合、オーバーシュートのような問題のことですね。
これもMFCの制御の筋道を考えて頂ければ、まだわかりやすいです。

問題は④です。

MFCの温度保証範囲をカタログで確認されていたら、空調の効いた室内で使うなら問題ないと解釈されると思います。
では、今、MFCに流れている流体の温度は、果たして室温と同じでしょうか?

同じでなかった場合、いったい何が起きるのでしょう?

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真・MFC千夜一夜物語 第136話 第2期開始に当たって

MFC(マスフローコントローラー)の四方山話、真・MFC千夜一夜物語の第2期を始めます。
原則月曜~金曜/週ペースで連載しました135話までの真・MFC千夜一夜物語は、ベースになる商用ブログで連載していた「MFC千夜一夜物語」と「新・MFC千夜一夜物語」があって、それを再編集、あるときは丸ごと新作に差し替えて連載させてもらいました。

しかし、これからの136話以降は全くの新作、今のdecoが書き綴る物語になります。
取材、調査、原稿執筆等の関係から基本的に昔のペースに戻って週1回、もしくは2回程度の連載をさせてもらうつもりです。

 2期を始めるに当たり、今まで本ブログをgoogleやyahoo検索から来て頂いた方々の「検索ワード」を読ませてもらってます。予想通りの検索内容もあれば、Decoも思いもよらないワードでお越し頂いている事もありました。

検索ワードで多かったのは「ゼロ点」「ゼロ点ズレ」「ゼロ点調整」という言葉でした。

ゼロ点に関しては、真・MFC千夜一夜物語 第56話  MFCのゼロ点は、なぜずれる?からの連載で踏み込んでご説明していますが、皆さんの直面されている問題解決の一助にでもなりましたでしょうか?

「いや、Decoさんの説明では、よくわからないよ!」

「この現象をもっと噛み砕いて説明して欲しいな!」


こういった反響をフィードバックする形で、第2期連載で再度取り上げてさせて頂くできますので、是非教えて頂きたいです。
質問やご指摘を頂くのは、こういった記事を書き続ける上で大変ありがたい事です。
よろしくお願いします^^

 さて、次回から始まる真・MFC千夜一夜物語 第2期.
トップを飾るトピックスは「MFC最大の弱点」に関してです。いきなりピンチを迎えるMFCくんですが、さてどんなお話になるでしょうか?お楽しみに!

【あなたにMFCの夜が来る~真・MFC千夜一夜物語】 by Deco EZ-Japan





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EZって何の略ですか?

EZ-Japanって何の略ですか?と聞かれました。
Japanは良いとして、そもそもEZはそれぞれETERNALZEPPELINという英単語の組み合わせなんです。


EZ-Japan

 ETERNALは、英語で「永遠の」「不朽の」「不滅の」という意味です。
名詞で「永遠のもの」という意味もあります。
「永遠に続く、不滅のモノ(技術、知見)を扱う」というニュアンスでネーミングしています。
*ちなみにうちの奥さんが好きな「機動戦士ガンダムSEED」に出てくる戦艦「エターナル」から取っているという話は、かなり信憑性の高い裏話です。

 ZEPPELINは、飛行船 LZ127グラーフ・ツェッペリン号 から取ってあります。

そうあの飛行船(硬式飛行船)を実用化したフェルディナント・アドルフ・ハインリヒ・アウグスト・フォン・ツェッペリン伯爵に敬意を表して付けられた名称ですね。
この船体以以外の飛行船の総称をZEPPELINとして各言語で使われるくらいの素晴らしい仕事をされた方です。
なんとも優雅な、それでいて世界のどこまでも飛んで行けそうな頼もしさがDecoの飛行船が好きな理由です。

 ちなみにあの事故を起こした ヒンデンブルク号はLZ129です。
当時、ヘリウムではなく水素を充填していたのが爆発原因とか言われたようですが・・・
あの事件で、飛行船は一気に衰退してしまいます。
そこから世界は、もっと速く!もっと効率よく!な世界になっちゃったのかもしれませんね。

 当然、グラーフ・ツェッペリン号を見たことがないDecoなので、現実に大きなインパクトを受けたのは、つい最近までさいたま市上空を飛んでいたZEPPELIN NT号からでした。
仕事で結構テンパって、アクセク車を走らせている時でした。
ZEPPELIN NT号は、忽然と車窓に現れました。
そして、悠々とさいたま市上空を飛んで行く姿を見て、それまで何かに追われるように仕事をしていたDecoを、その後EZ-Japanを設立する今の方向へと導いてくれたような船だったのです。

*実はこの記事を書くまで知らなかったのですが、「ZEPPELIN NT号を最近見掛けないのでどうしたのかな?Decoが体調を崩して外に出る機会が減ったせいかな?」と思っていたら、2010年に運行会社が自己破産し、日本でただ1機の飛行船ZEPPELIN NT号は既に解体されてしまった後だったとか・・・(悲しい

あ、飛行船と言えば外せない要素に、松本零士の「クイーン・エメラルダス」に登場するクイーン・エメラルダス号があるのも、否めません。
旧友が「俺はアルカディア号を作る為に、技術屋になった!」と語った言葉に影響されているところもあるのですが、アルカディア(理想郷)って言葉が既に使い古されていたので、へそ曲がりのDecoがクイーン・エメラルダス号をモチーフにしたというのは、これまたよくある話なのです。

 そして、偉大なハードロックバンドのLED ZEPPELINへのリスペクトもあります。
どちらかと言うとDEEP PURPLE派のDecoですが、カラオケでノリがいいと「天国への階段(Stairway to Heaven)」を歌って、周囲を地獄への階段へと突き落としますので・・・その昔、トイレでこけた方もいましたねぇ~

これがEZの由来なのです。

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10/1付けで ブルックス日本法人がITWジャパン株式会社に改名

10月からの新連載、MFC(マスフローコントローラー)関連のニュースを取り上げていくコーナーです。

MFCやフロート式流量計であるロータメータ(面積式流量計)の老舗ブルックスインスツルメント株式会社(東京都江東区北砂1-4-4)が、2013年10月1日より、ITWジャパン株式会社に改名されます。
ブルックスインスツルメント株式会社HPにて、その概要が告知されていますので、まだご存じなかった方は、ご一読頂ければと思います。

ブルックスさんの日本国内での経歴は長く、当初は株式会社上島製作所という試験機やロータメータ(面積式流量計)の国産化を行っておられた会社でした。

1967年に世界的な企業であるEmerson Electric Co.傘下のBrooks Instrument Division と流量計製造の技術援助契約を結び、1984年にはEmerson/Brooks系列に入っています。

その間の1973年には、MFCの国産化を始めるという大きなエポックメイキングで注目されています。
これは本来、真・MFC千夜一夜物語でも取り上げるべき日本MFC業界での大きな貢献ですね。

以後はEmersonグループの事業編成の推移にあわせて社名が変遷していきます。

1991年に、ブルックスインスツルメント株式会社

1996年に、フィッシャーローズマウントジャパン株式会社 ブルックス事業部

2001年に、日本エマソン株式会社 ブルックス事業部

2008年に四半世紀近い関係であったEmersonから分離・独立。
再びブルックスインスツルメント株式会社となっています。

その後、リーマンショックにより経営危機陥ったMFCの世界的なブランドであったTylan系列とUnit系列を統合しながら、USAの一大MFCメーカーとして成長されます。
そして、2012年からシカゴに本拠を置くIllinois Tool Works Inc,の傘下となって現在に至っています。

今回、Illinois Tool Works Inc,の日本に於ける事業展開を拡大するため、日本法人名を ITWジャパン株式会社として、更に大きなチャレンジをされるとのことです。

ユーザーサイドで安心なのは、今回の社名変更で従来の取扱製品、サービス体制は全く変わらない事です。長年親しまれてきたブランド名である”BROOKS”も当然そのまま継続され、今後も「低流量域に於ける世界のリーダーを目指す」という使命に邁進されていくとのことです。

長く馴染んだブランドが消えてしまう、という事件を国内外で見聞きするたびに、やはり寂しい思いをするものです。
今回、企業戦略として日本法人の社名は変更されても、世界的に“BROOKS”ブランドは継続されていくと聞いて、ホッとされた方も多いのではないでしょうか?
意外ですが、一見ドライに見える欧米の方が「企業体」と「ブランド」を切り分けて、ブランドを大切に考えているようなイメージがありますね。

少々MFC業界に詳しい方でも、“BROOKS”という長く続くブランドの歴史と、そのバックにある企業体制の変遷経緯をよくご存じない方が多いので、今回は敢えてこのコーナーで取り上げて、ご説明させて頂きました。

【MFCニュース】 by Deco EZ-Japan

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プロフィール

EZ-Japan(イージージャパン)代表 黒田 誠

Author:EZ-Japan(イージージャパン)代表 黒田 誠
MFC千夜一夜物語のDeco こと 黒田 誠 です。
2014年6月より流体制御機器マスフローコントローラーを中心に”流体制御関連の万(よろず)屋”EZ-Japan(イージージャパン)として開業いたしました。

流体の流量・圧力・温度に関わる計測・制御技術の伝承と、新技術のご紹介を行うエバンジェリスト(伝道師)の仕事を生業といたしております。

日本工業出版さんの「計測技術」誌で”マスフロー千夜一夜物語”の連載を続けさせて頂いています。

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