第58回大気環境学会年会 環境機器展 & 技術セミナーに参加してきました!

2017年9月6~8日、兵庫医療大学で行われた 第58回大気環境学会年会の環境機器展と技術セミナーにブロンコスト・ジャパンが出展・参加されたので、6、7日とEZ-Japanも応援参加してまいりました。

170912_01.jpg
兵庫医療大学 きれいな校舎でした。

170912_02.jpg
環境機器展 ブロンコスト・ジャパン(株)ブースです。

170912_03.jpg
技術セミナー 2日目のトップバッターでDecoが講師をさせていただきました。

今回の展示、セミナーの主役はこのMASS-STREAMです。
170912_04.jpg

大気環境となると、PM2.5の話題がここ数年大きく取り上げられていますが、その分析にはまず一定量大気(空気)を捕集しないといけません。1m3 (立方メーター)あたりで何個のPM2.5が存在するからという基準になる体積をきっちり測らないと、ベースになる部分があるときは0.9m3 またあるときは1.2m3と変動しては比較になりません。
そこで、大気をポンプで捕集していただく際に、マスフローメーター(MFM)を使って頂こうというご提案なのです。

もちろん今までもマスフローをお使いになっているのですが、MASS-STREAMは非常にこのアプリケーションに対する親和性が高い製品なのです。
なぜなら・・・
①インサーションタイプセンサーで流体を全量測定するMASS-STREAMは、少々の大気中のゴミや水分が入っても問題ありません。
分流構造の従来MFMでは異物混入によるセンサー管と層流素子(バイパスともいう)との分流比が崩れてしまうと、表示と実流量が乖離していってしまう現象が生じます。
それだけでなく吸引=大気圧~真空の圧力下では、製造時に大気圧で調整した分流比が崩れる事により、異物詰まりと同じ現象が生じるMFMもあるのです。

また・・・
②MASS-STREAMのインサーションセンサーはシンプルで太い流路構成をとれますので、圧力損失がとても小さく作れる利点があります。
最大でも大気圧は1013hPa(A)程度しかないので、ボンベやコンプレッサーで02~0.3MPa(G)で空気を供給する場合よりも、流路の圧力損失に神経質になってやる必要があります。
分流構造の場合、センサー管へ流れを分岐する為に、層流素子入口には圧力損失を産む構造体をわざわざ設けないといけないのです。
170912_05.jpg

ブースでお目にかかった方々やセミナーでは、こういったMASS-STREAMの利点をご説明申し上げ、納得いただけたかと思っています。
色々なアイデアも頂き、大変有意義な学会でした。
来年も参加させていただけたらと思います。(でも、JASISと日程がクロスしてしまうのが・・・)

【MFCニュース】 by Deco EZ-Japan

テーマ : ものづくり
ジャンル : ビジネス

【供給終了のお知らせ】ブロンコスト IN-FLOW CTA シリーズ

ブロンコスト・ジャパン(株)から供給終了のお知らせが出ています。

「ガス用マスフローメータ・コントローラIN-FLOW CTAは、2018年夏を目途に供給終了予定です。
修理は10年程度続ける予定です。
代替品はMASS-STREAMですが、更新・増設をご検討の方はお急ぎ下さい。」


勘違いしてはいけないのは、供給停止になるのはIN-FLOW CTA (写真下)のみです。
170828_01.jpg

一般産業用に好評をいただいている、IN-FLOWシリーズ(写真下)自体は、これからも主力機種として生産が続けられますので、お間違いないよう・・・・
170828_02.jpg

両者には大きな差があって、それはマスフローの命である流量センサーの構造です。
CTAは全量測定のインサーションタイプ熱式センサーです。
それ以外の一般的なIN-FLOWは分流測定の巻線型熱式センサーです。

170828_03.jpg

今回、供給終了になるのは、このインサーションタイプのIN-FLOWのみなんですね。

ところでDecoさん一押しの同じセンサー方式のマスフローがありましたね?
そう、MASS-STREAM シリーズです。
161109_02.jpg

実は昨年、MASS-STREAMのブランドが M+W Instrument から Bronkhorst にリブランドされたので、Bronkhorst ブランドに、同じ方式のマスフロー、MASS-STREAM と IN-FLOW CTA が存在する意味もなくなったための処置と思われます。
両者の関係は、クルマで言うならスバルのBRZと、トヨタの86みたいなものだったんですね?

つまり実質、ラインナップは何も変わらないという事です。
ただ、完全に外形寸法が一致しているわけではない(MASS-STREAMの方が背が低いので問題は無いかと思いますが・・)ですし、変更管理を厳しく行われている業界や、そうでなくてもCTAを装置の補修パーツで登録されてる場合もあるかと思いますので、お客様へは1年前に告知という形を取らせてもらったのだと思います。

EZ-Japan MFC ニュース by Deco


テーマ : ものづくり
ジャンル : ビジネス

ブロンコスト・ジャパン(株) <新製品> 超音波式流量計 ES-FLOW

ブロンコスト・ジャパン(株) から新製品が発表されました。

Bronkhorst17.jpg
<出展:ブロンコスト・ジャパン(株)>

微小流量用超音波流量計 ES-FLOW™ です!

今まで熱式、コリオリ式マスフローメータ、マスフローコントローラをメインで開発してきたブロンコストですが、ここにきて超音波方式のボリュームフローメーターの登場です。
よく見ていくと一般的な超音波式流量計とは少し違った性格の製品である事がわかってきます。
液体流量測定においてコリオリ式と熱式の間の流量&差圧レンジをフォーカスしており、超音波式フローメーター&フローコントローラー狙っているのが、見えてきます。
特にセンサー部の配管径をわざと絞ることで、圧力損失と引き換えに、最小レンジ4mL/minから上の微小流量域での測定性能を向上させ、ただ微小流量が流れているのを数字がでて測れているのではなく、使い物になる微小流量流量測定性能を持たせることに力を注いだモデルです。

ES-FLOW™の概要
超音波流量計ES-FLOW™は超音波を使用して、小口径チューブ内で、高精度・高直線性・低圧力損失で、4...200 ~ 30...1500 ml/minの微小流量を測定するように設計されています。
液体は、流体密度・温度・粘度とは無関係に測定することができます。
ゼロデッドボリュームのストレートセンサーチューブにより、流量計はセルフドレイン構造です。
オービタルTIG(Tungsten Inert Gas)溶接は衛生的な接続を可能にしており、この機器は衛生的な用途にも使用頂けます。それ以外の御用途では、流量計に食い込み継手を装備することも可能です。
接液部はステンレススチールで、外装は定格IP67です。
ユーザインタフェースは静電容量型タッチスクリーンであり、情報の読み取りと機器の操作のためのTFTディスプレイを備えています。
標準搭載のPIDコントローラをこれを使用してコントロールバルブまたはポンプを駆動することができ、ユーザーはコンパクトで完結した制御ループを確立できます。
Bronkhorst18.jpg
<出展:ブロンコスト・ジャパン(株)>

内蔵PIDコントローラーでポンプ回転数を制御=簡単なセットアップで微小流量液体用フローコントローラーとして活用可能!

ES-FLOW™の特徴
・流体特性には無関係の直接体積流量測定
・超音波流量計のマーケットで最も小さい流量範囲:4...200 ml/min(H2O換算)
・現場での流量レンジ変更可能(4...200 ml/min~30...1500ml/min)
・電磁流量計と異なり非導電性流体にも適しています
・IP67ハウジング、CIP洗浄可能(衛生基準に基づく証明申請中)
・ストレートSS316センサーチューブによるセルフドレイン構造
・正確な流量制御またはバッチ送液のためのデジタルPIDコントローラを内蔵
・高速応答 ≦200 ms(typical 98%)  /高精度 ±1% RD ± 1 ml/min
・オプションに温度出力
・双方向流量測定
・内蔵型積算計/モニタリング機能
・流体交換後の再校正不要

EZ-Japan MFCニュース by Deco

第12回 再生可能エネルギー世界展示会 に出展します

EZ-Japanより展示会出展のご案内です。

来る7/5(水)~8(金) パシフィコ横浜で開催される 第12回 再生可能エネルギー世界展示会 に 日本フローコントロール株式会社殿のブース(小間番号R-1101)でブロンコスト製品を展示させていただきます。


今回の目玉は春に発表があったTIIS本質安全防爆(EX ib ⅡC T4)対応マスフローメーター EX-FLOWシリーズ(ブロンコスト・ジャパン株式会社)と、セットでTIIS本質安全防爆を成り立たせるユニバーサル・ワンループ・プロセスコントロールモジュール(株式会社タテヤマ製作所)を会場発表いたします。
今までもATEX本質安全防爆マスフローはラインナップしていたブロンコストですが、ここにきてマスフローメーカーでは初めて国内(JIS)対応TIIS本質安全防爆認証マスフローを発表いたします。

170702_01.jpg
          【出展:ブロンコスト・ジャパン(株)】


さらに本BLOGでも取り上げた マスフローブロアーシステム((株)タテヤマ製作所)の会場デモも行います。
170404_01.jpg
          【出展:株式会社タテヤマ製作所&EZ-Japan】

その他、色々と面白いマスフローをご提案できる準備をして、パシフィコ横浜でお待ちしておりますので、ご来場の際は日本フローコントロールブース(R-1101)へお立ち寄りください。

「他メーカーで対応できないような仕様でも、一度 EZ-Japanのマスフローマイスターにご相談を!」

【MFCニュース】 by Deco EZ-Japan

テーマ : ものづくり
ジャンル : ビジネス

ブロンコスト セールスミーティング @ オランダ大使館

2017年6月22日 オランダ大使館 事務棟セミナールーム出島 で ブロンコスト・ジャパン(株)主催のセールスミーティングがあり、参加させていただきました。

Bronkhorst HIGH-TECH B.V. は、オランダのマスフローメーカーですから、オランダ大使館をお借りしてのセールスミーティングな訳で、これは他のメーカーさんでは絶対経験できないイベントですね。

場所は東京都港区芝公園3-6-3 地下鉄日比谷線 神谷町駅 降りて数分の小高い場所にありました。
東京タワーが間近に見えます。
170622_SalesTraining4.jpg
さすが日本と縁が深いオランダ、良い立地です。

事前登録していただいているで、入門時に写真入り身分証明書を提示して、中に入ります。
”ここからは治外法権なんだよな。”と、意味もなく緊張してるDecoでした。
大使館邸は右手にありますが、当然入れません。
170622_SalesTraining5.jpg

我々はこちらのセミナールーム出島へ
170622_SalesTraining2.jpg

出島の名前の通り、江戸時代長崎にあったあの”出島”をモチーフにしている建物で、上空から見ると扇形になっているそうです。

そこでオランダから来てくれた ファーガスさん(営業統括副社長でブロンコスト・ジャパン(株)の社長兼務)とロブさん、ブロンコスト・ジャパン(株)の大島さん以下スタッフがお出迎え頂き、30名程のレップ、ディストリビューターの方々と一緒に朝10時から休憩をはさみながら17時まで、中身の濃い営業トレーニンを受けさせていただきました。

詳しくはブログではお話ししませんが、一言でいうとマスフロー業界では後発であるが、”Distinguished”(抜群に優れた)なブロンコスト製品をどう日本のお客様にご紹介していくか?をファーガスさんやロブさん自らの営業経験に基づいた解説や討議を行いました。
商売を知らずに札束だけを数えるような、流行りのM〇Aな机上の空論ではありません。
ある意味、どんな営業にも通じる基本も含まれており、大変感銘を受けました。

17時でトレーニングが終了すると、プールサイドに席を移してのケータリングパーティでした。
170622_SalesTraining3.jpg
前日、ひどい雨でしたから心配でしたが、集まった方々の人徳のおかげか、なんとか天気も持ち、オープンな雰囲気の中、大使館の方々にもご挨拶ができて、お礼を申し上げることもできました。
うんうん、生ビールが美味しかったなぁ・・・

あっというまの1日でしたが、大変有意義なミーティングでした。
ファーガスさん、ロブさん、ブロンコスト・ジャパンの皆さん、ありがとうございました。
これに懲りずにまた呼んでくださいね!

MFCニュース by Deco EZ-Japan
プロフィール

EZ-Japan(イージージャパン)代表 黒田 誠

Author:EZ-Japan(イージージャパン)代表 黒田 誠
MFC千夜一夜物語のDeco こと 黒田 誠 です。
2014年6月より流体制御機器マスフローコントローラーを中心に”流体制御関連の万(よろず)屋”EZ-Japan(イージージャパン)として開業いたしました。

流体の流量・圧力・温度に関わる計測・制御技術の伝承と、新技術のご紹介を行うエバンジェリスト(伝道師)の仕事を生業といたしております。

日本工業出版さんの「計測技術」誌で”マスフロー千夜一夜物語”の連載を続けさせて頂いています。

最新記事
リンク
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ